競馬詐欺に見られる手口・パターン

悪徳競馬予想会社を研究していくうちに、いくつかの共通パターンがあることに気づきました。 悪徳業者の手口を知れば、利用すべきか否かの参考材料になりますので紹介します。

競馬関係者しか知らない情報を提供する

昔からある手口に競馬関係者の情報を提供するという常套的な手口があります。 『関係者の情報があるから高確率で当たる』という触れ込みで高額の情報料で売りつけるものです。 送られてくる予想には、最もらしいことが書いてありますが大体は当たりません。 大体と書いたのは、たまにマグレで当たるケースもある為です。 関係者の情報か疑わしいですが、もし本当に関係者の情報だったとしても当たる根拠にはなりえません。 普通に考えて高確率で当たる情報なら自分で買えばいいわけですから。 売りつける時点でお里が知れると言うものでしょう。 最近の悪徳業者は、そういう理由(言い訳)にも言及している事が多いですが耳を貸す必要はありません。

それにJRAはそういう関わり合いの完全排除に乗り出しているので、一度でも競馬予想会社の広告塔になった元調教師、元騎手などは出入り禁止処分にすることが多いようです。 最近では、元騎手の坂井千明さんが見せしめ的に出入り禁止になったようです。 競馬予想会社の広告塔になった時点で競馬関係者ではなくただの一般人でしかないということになりますね。 広告塔の一人であった元騎手の大崎昭一氏の息子で現JRA調教師である大竹正博氏は、悪い噂が出ないように親子の縁を切り姓名を替えて競馬の世界に入ってきたことを思うと 厳しい目が敷かれていることに間違いはないと思います。

閉鎖的な競馬サークルは、外部に頼らずとも既得権益の恩恵で食べていける世界ですので情報を提供するメリットなど全くありません。 年に1勝しかしない騎手でも騎乗や調教などの手当てだけで食べていける世界であり年収も平均600万前後と仕事内容に比べれば破格です。 不景気が叫ばれる昨今、この超安定した世界でわざわざ危険を冒す人間がいると思いますか?

情報を提供しても公開はしない

悪徳の多くは、無料予想を提供するのにメール配信を使いたがります。 サイトがあるのだから公開すれば済む話なのに何故メールなのでしょうか。 これには公開したくない幾つかの理由があります。

1.メールアドレスを登録させ有料情報の架空的中で会員登録を煽るため。
2.複数運営している所が殆どなので関連予想会社の宣伝メールを送るため。
3.それぞれ内容の違う無料予想を送り的中した人に会員登録を促すため。

これらを見ると一方的な宣伝とも思えるメールを送るだけに登録させようとしているのが分かります。 メールアドレスを登録させる所にまともな会社はないとは言いませんが、登録するにしてもフリーメールアドレスを用意した方がいいと思います。 悪質なサイトは、一旦登録すると苦情を申し立てても解除しないことが多く、ドメイン指定でメール拒否するしかなくなります。

会員の特別コースに当選

会員の中でも特別であるコースに抽選の結果当選したなどとメールがきます。 特別コースは、高確率の的中など内容が破格なので一見魅力的に映ります。 しかし、実績などは一部あるいは全て架空なので入る意味がないコースなのです。 情報料も高額なケースが多く気を付ける必要があります。

まず、一般や特別など複数のコースがある時点で、その会社は悪徳業者の可能性が強まってきます。 なぜ、いちいちコースが複数あるのでしょうか? コースが一つだと的中レースの捏造がやりにくい為です。 会員のいないコースを用意しておけば、何でもありの捏造がやりたい実績を偽れるわけです。 複数のコースがない予想会社は、真面目な運営がなされている予想会社であることの一つの条件と言えるかも知れません。

メディアになりメールアドレスを集める

これはパターンとは言えないですが、これから増える可能性がないとは言えません。 信じられないかも知れないですが、競馬雑誌を運営している予想会社があります。 利用者からもぎ取った潤沢な資金で悪徳自身がメディアになり信用を得ようとしているわけです。 その雑誌のサイトが企画した予想大会などでメールアドレスを登録すると予想会社の宣伝メールが送られてきました。 それも一社ではなく複数の会社であったことが確認できています。 この不況下で新しくできた競馬雑誌などは注意する必要があります。